『蛙男商会の本』トリビュート作品クリエイターズインタビュー5 olo氏
ジメジメとした蒸し暑い日が続く今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今週末にはいよいよ「ファイテンション☆デパート」に続く新番組『ファイテンション☆スクール』がスタートします。“電脳戦士 土管くん”をはじめ7人選ばれし勇者が降臨するそうで早くも期待が高まります。さて今回も『蛙男商会の本DVD』に収録されているトリビュート作品を作られたFlash作家さんたちにインタビューを行い、トリビュート作品の制作秘話や代表作などについてお話を伺いました。第5回目の作家さんはoloさんです。
<olo プロフィール>
年齢・出生地・国籍不詳。座右の銘は「人の為に造ると書いて偽造」。2ちゃんねる系の作品を中心に制作を行ってきたが、2004年に公開された『菅井君と家族石』のパロディ作品『正男君と主体石』以降、このシリーズの制作が中心となる。
<クリエイターインタビュー>
UG-K:ネットを始めたのはいつ頃でしょうか?
olo氏:20世紀末頃。
UG-K:Flashを作り始めたのはいつ頃からでしょうか?
olo氏:21世紀初頭。
UG-K:作品のアイデアは、どのようにして考えてますか?
olo氏:音楽や音ネタを聴いてその場で情景が思い浮かぶこともあれば、他人の作品を見てインスピレーションを感じることもあります。
UG-K:ご自身の作品の中で思い入れのある作品はどれでしょうか?
olo氏:思い入れというほどのものは特に無いです。その場その場の勢いで作っているので……。でも自分の作品は全部好きですよ。
UG-K:蛙男商会作品の中で一番好きな作品は?
olo氏:「菅井君と家族石」
UG-K:蛙男商会作品の中で一番好きなキャラクタは?
olo氏:兄ちゃん
UG-K:既に「正男君と主体石」シリーズとして多くのトリビュート作品を作られてきましたが、 今回の作品の狙いや動機は何でしょうか?
olo氏:実は今回のお誘いを受ける前に作ってあったのを蔵出ししたのです。「正男君と主体石」の新作でもよかったのですが、モデルにしている某国が色々とアレなので、本に載せても大丈夫そうな本作を提出させていただきました。
UG-K:制作で力を入れた点はどこでしょうか?
olo氏:某国の大統領や大統領官邸を極力似せて描きました。実はこれらの絵は『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE』でも使われています。スタッフロールに「olo」の名があるのはそのためです。
olo氏:家で録音していたときに、弟から「兄ちゃん、気持ち悪いからやめて」と言われたことです。痛い兄ですね。
UG-K:FROGMANさんについて同じクリエイターとしてどう思ってますでしょうか?
olo氏:あまり自分のことをクリエイターだと思ったことはないのですが、FROGMANさんに関して言えば、頭の回転が非常に速い方だという印象を受けました。
UG-K:今企業から個人制作のコンテンツに熱い視線が注がれていますが、そのような現状をどのように感じていますか?
olo氏:「熱い視線」が具体的にどんなものかによって話は変わってくると思います。例えば、趣味やアートとしてコンテンツを作っている個人と、利益追求を目的としてコンテンツを買おうとする企業があったとすると、この二者には相容れない部分が多々あると思います。個人側が最初から利益追求でコンテンツを作っているのであれば企業と意気投合するでしょうし、逆に企業側が純粋にその作家の個性を育てていきたいと思っているのであれば個人と意気投合するでしょう。
一言で言えば「利害関係が一致するかどうか」ということでしょうか。いずれにせよ、個人側には「安く買い叩かれないようにする」責任があり、企業側には「個人作家の個性を潰さないようにする」責任があると思います。
UG-K:ご自身にとってFlashとは?
olo氏:おもしろツール。
UG-K:今後の活動について一言お願いします。
olo氏:実はこっそりとニコニコ動画に……い、いや、これ以上は言えない!
<代表作紹介>
■正男君と主体石
『菅井君と家族石』第5話を某国の親子で再現したブラックパロディ。千葉県浦安市にある某テーマパークに行くためなら、国交のない日本に密入国することもいとわないお茶目な正男君の日常が描かれている。2004年の初出時はシリーズ化はしないと宣言していたものの、FROGMAN氏から好評的なコメントを得たことから、その後FLASH EXPOをはじめとする様々なイベントで続編が上映されている。
「FROGMAN氏制作の『菅井君と家族石』のパロディで現実世界の某国がモデルとなっていますが、本作に登場する国はあくまで架空の国です。『菅井君と家族石』を見たときに“これはパクりやすい!”と思ったことが最大の制作動機ですが、固有名詞を出さずにいかにして“あの国”を彷彿とさせるか、という事に苦労しました。」(olo氏)
7月 4, 2007 Webアニメーション, オリジナル, キャラクター
『蛙男商会の本』トリビュート作品クリエイターズインタビュー5 olo氏
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