

朝からお風呂に入って(温泉に行ってもお風呂に入らないこともあるのでよほど気に入ったのである)チェックアウトし、ランチへ。また「開化亭」。カウンター席を予約しておいてよかった。今日も混んでる。昼は初めてなので、スープと炒め物などのライトなランチコースに炭水化物を追加することにした。いきなりランチのスープ、ただの卵が入ったスープがのけぞるほどおいしい。炒め物で白めしをグッと我慢し、炭水化物に備えた。昨日からよその人のチャーハンをギラギラした目で見つめていた我々。「チャーハンください!」と頼むと「普通の海老チャーハンと煮込みチャーハンがあります」。おすすめだという煮込みチャーハン(写真)にしてみた。麺は白菜煮込みそば(写真)。だしがギュウギュウと収まったまったく違うふたつの味。だしってすごい。そして、収めるシェフもすごい! 瞳孔が開いた私たちは、胃袋も全開で、以前から食べたかった「汁なし坦々麺」(写真)も食べちゃった。飛騨牛のしゃぶしゃぶも食べてみたいし、コースもアラカルトもとなると、岐阜に何泊すればいいの!?
腹ごなしにふたりで観光をする。昨日乗ったタクシー運転手に聞いた「十八楼のそばの古い町並み」を見に。「十八楼」というのが良さそうな宿で、ちょっと覗かせてもらいながら、さり気なく「荷物は預けられませんか?」と尋ねたら、さすが高級旅館! 快く預かってくれた。「鵜飼いの頃に泊まりに来ます!」と念押し。本当に来そうだよ……。古い町並みを歩き、紙でできた大仏(外国人風の顔)を見たり、ロープウェーで金華山に上って岐阜城を見物したりと、本当に観光。が、終始雨降りで、「どうにかしてよ!」と雨女ぶりをなじられる。
「十八楼」で荷物を受け取り、感謝するどころか喫茶店で水だけ飲んで、名古屋へ。寿司「浜源」へ直行。しっかりと手をかけたものがおいしい浜源。去年教わって出掛けたカキ氷のお店「丸筆製氷所」が閉まったと聞いて悲しかった。今日も、3種類の玉子(ゆで卵におぼろを入れて握った「ひよこ」と玉子焼き2種)で気持ちよく締めて店をあとにする。途中、栄の「オザミ・デ・ヴァン」にちょっとだけ寄ってマネージャーの松岡君の活躍ぶりを覗く。岐阜土産の枝豆まんじゅうをプレゼントし、元気そうな姿を見て親心を満たした。
名古屋恒例の「ラ・ベットラ」プリンを買い、そのまま名古屋駅に戻って最終の新幹線で帰京。
GWらしく、1泊旅行に出る。といっても、出掛ける先はおなじみの岐阜。「またですか!」と岐阜が実家の事務所の久美ちゃんにも驚かれるくらい足しげく通っている。
ひとりでゆったりと新幹線に乗り、名古屋へ。時間はたっぷりあるので髙島屋にも寄る。Bさんの実家にういろうを送ったり、自分のおやつを買ったりした。

またまたのんびりタクシーに乗って岐阜グランドホテルにチェックイン。川好きにはたまらない長良川沿いホテルだ。とても広いツインだったので大喜び。窓も開く。ツバメが飛び回っていて、川はすぐそこ(写真)。幸せに浸りつつ、持参したおいしいインスタントコーヒーを淹れ、髙島屋で買った「シェ・タナカ」のチョコ&フランボワーズのロールケーキ(写真)を食べる。しかも、夕食までまだ時間があったので、大浴場まで行ってしまった。ツルツルになって、できるだけ飲み物を我慢し、ビールに備えた。
もちろん夕食は「開化亭」。店集合の食い親友・Y王子がなかなか来ず、このときのビール欲、人生最高であったろう! 王子が来るなりグビグビと喉を潤す。そして贅沢三昧の中華料理(写真)をパクパク食べる。恐ろしく忙しそうで、眉間にしわが入っちゃってる女性店員もいる中、涼しげに余裕で仕事をこなす古田シェフのかっこいいこと……。ふたりでうっとりと見とれた。そんなシェフがググッと顔を寄せてきて「仔羊、食べられるよね」なんてささやかれた日には……! ハートを撃ち抜かれました。食べられなくても食べる。恐らく乳飲みであろう仔羊は当然おいしいのであった。徹夜明けで体調不良のY王子を尻目に、とても幸せなひとときを過ごす。すいませんねぇ。
ホテルに戻り、目の見えない人が脳にコンピューターを埋め込むテレビを見て眠る。すごかった! 子供8人!

カフェ取材は一段落。事務所に集合してデスクワークをする。
実は昨日、フードコーディネーターのFちゃんが、ミキサーの蓋を間違えたお詫びに「リリエンベルグ」のお菓子を買ってきてくれていた。でも、あまりの眠さと原稿に追われてどうしても事務所に行かれず。「食べてもいいけどショートケーキだけは食べないで」と電話までして久美ちゃんに言ったら「なんでですか! ショートケーキが欲しいって言ったのは私です」と怒り出す女帝・久美。しかし、ショートケーキに関しては折れられん! 大人気ないプチ喧嘩勃発。が、その辺はさすがのFちゃん。「喧嘩になるといけないからショートケーキは2個買ってきました」というメールが来て一件落着。で、ショートケーキ(写真)を楽しみに出掛けたというわけ。
ショートケーキだけでなく、バナナの入ったチョコロールケーキやフルーツロールなどいろいろあり、持ち帰り用の焼き菓子(写真)まで。ふたりで大騒ぎしながら食べた。感謝感謝!
仕事を終え、もうひとつの業務に着手。明日から10日ほども留守になるので、冷蔵庫の中を片付けなければならない。しかも、久美ちゃんは明日からずーっと実家に帰っちゃうので野菜などは全部私が持って帰らなければならない。結構大変なことであった。冷蔵庫に入っていた残り物などをダラダラ食べながら片付けていたらFちゃんも来て手伝ってくれた。
というわけで、家には野菜の山。原稿を書きながらもトマトとパクチーと万能ネギのサラダ(写真)と、いろんな野菜を大根おろしの入っただしで煮た鍋を作り、雑穀米を炊いて夕ごはん。こういう、追われる感じも主婦っぽくて楽しいわ。

結局、完徹となる。30過ぎるとつらい。本当に。
這うように自由が丘へ。しかも、雨だよ。撮影がちゃんとできるかとても心配だった。が、着くなり晴れる。お庭が素敵なお店なので、しっとりと雨に濡れた感じで素敵さ倍増。お店の人も「ここは雨上がりがいちばんきれいなのよ」と言っていた。ラッキー! 私は朦朧としてくつろぎすぎ、カメラマンさんはあまりの美しさにシャッターを切りまくる。正反対なふたり。この前取材に来たばかりなので、ちょっと油断し、勝手にほのぼのしていたら、オーナーのおばあちゃんは「北條さんは慣れてるから大丈夫よね~」とお友だちが迎えに来て遊びに行ってしまった。「大丈夫でーす」と完全におばあちゃんち状態。いいのか? でも、大丈夫でした。
恵比寿でBさんとランチ。混みまくるアトレで唯一スッと入れた「ハゲ天」で天ぷらをご馳走になる。ハゲ天って、昔は違う名前だったのに店主がハゲてて「ハゲ天」としか呼ばれなくなり、店名も「ハゲ天」にしちゃったんだって。愉快。
なぜご馳走してもらえたかというと、そのあとバイトしたから。手タレの。エステみたいなところで手の写真を撮った。隣の犬屋の窓にステファン・ヒューネックの絵本が飾られているのを発見。我を忘れて駆け込んで値段を見たら恐ろしく高くて断念した。ステファン・ヒューネックは、私が唯一自分のお小遣いで買った版画の作者。ラブラドールがソフトクリームを食べたがっているという素晴らしい版画。絵本があんなに高いとは……。

そのあと、ダッシュで三宿の、中学校を改築したカフェへ。あまたある教室再利用の中でも、保健室を使っているので日当たりや気の通りがいい。ソファ席で美人店主と並んで話してドキドキした。しかも、キップのいい姉さんで「ルノアールっていいよね」とか……。楽しかった。
かなりフラフラしながら帰宅し、最後の力を振り絞って原稿。


朝から吉祥寺へ行き、井の頭公園の「ペパカフェ フォレスト」で撮影。ここ、大好き。公園のど真ん中にあり、まわりはうっそうと木が茂っている。吉祥寺在住時代は、好きな場所のひとつでした。わがままを言って開店前の撮影にしてもらったのだが、「開店は12:00です」とか書いてある看板を外して撮影している隙に人が来ちゃったりする人気ぶりであった。特に犬を連れた人、多し。犬カフェなのです。撮影を終えてもちょっと時間があったので、カメラマンさんとゆっくりして、マイナスイオンを浴びながら帰る。
東京を縦断するごとく、日本橋へ行き、ひと打ち合わせ。さっくり終えて渋谷と原宿の間にある絵本カフェ「CAFÉ SEE MORE GLASS」へ行く。電話で話したときからグッときていた優しい話し方の店主に実際会えてうれしい。やはりかわいいのだが、まさかお母さんだなんて……。しかも、子育て一段落で絵本を店に放出しているなんて……大人だ。こんなかわいい声で読み聞かせされては、よい子に育たざるを得まい!
いったん家に帰り、ちょっとしか時間がないのにガツガツと原稿を書く。集中力絞っちゃった。
束の間、現実逃避のように「ル・ゴロワ」へ。またまたマダムと十勝話に盛り上がる。「とっても広い森だから、その辺に住んじゃってください」と優しい言葉まで! 「よーし、ル・ゴロワのナンバー2と結婚して夫妻をしっかりサポートします!」と決心。または、ひとりぼっちで移住してクレソンを摘む仕事をするか……。できれば……できれば前者希望!
もう1杯飲みたがる食い親友・Y王子を振り切り、帰宅。それはもうガリガリと原稿を書き散らかす。Uさんに動物型のかわいいチョコレートをもらって、やる気が出る。が、眠い。
空が真っ暗になってゴロゴロドカーンと雷が鳴り、ザザザザーッと雨が降ってくる大興奮のお天気。なんとなく盛り上がる。
そのゴロゴロの間に友人でもあるBさんと仕事し、出てきたらもう晴れていた。もうちょっと堪能したかったかも。で、バカ仲間のS君の仕事場と近いことに気付いた私たち。私もBさんもかつてS君の仕事場に通っていた時期があり、詳しい。ふたりとも小腹が空いていたので「パンケーキのお店があったよね。あそこに行こうよ」と提案したら、「いいねぇ」とBさんも賛同。で、店のほうに向かって歩いていたら、「ここじゃない。あっちにもっとキレイな店があるよ」とBさんが言うので、「じゃあ、そっちに行こうよ」と道を変えようとしたら、「いいんだよ、こっちで! このパンケーキ腹をどうすんのさ」と軽くキレられた。よくわからないが、パンケーキになった。S君は電話に出ないので「下のパンケーキ屋にいるからすぐに来い」と留守電を入れておく。
それにしてもここのパンケーキってこんなにすごかったっけ!? 正直、のけぞった。私のバナナパンケーキは生クリームが隙間なく搾り出され(写真)、Bさんのベーコンエッグパンケーキも油がギラギラしてみっちりと無調味サラダが。ギョッとした。「プレーンにすべきだったね……」と、終始のけぞったまま食べる。
「S君、もう来ないからそろそろ出ようか」と言い出したそのときまさに電話が鳴り、「すぐ行くから待ってて」とS君。タイミングがいいのか悪いのか。
そしてやってきたS君、なんだかツヤツヤとしている。この前会ったときは土気色だったのに~。「実はさ、僕、大変だったんですよ」とホクホク嬉しそうなS君。まどろっこしい話し振りをまとめると、肺気胸で入院して、仕事が楽になりつつグーグー寝ていたら元気そうな顔になったらしい。肺気胸と言えば、20代長身痩せ型男子がなる病気で、Bさんは大の肺気胸好き(私もやや好き)。手術までしたというので、肋骨の間の穴も見せてもらった。念願叶ったり(バカだなぁ)! いい加減仕事に戻らなければならなくなり、パンケーキ屋を出る。「あいつのせいで肺気胸のイメージ狂ったよね」「なかったことにするか」と、なぜかがっかりされるS君の病気。うーむ。
「来るんですか来ないんですか」と怖いメールを寄越していた事務所の久美ちゃんにも「S君が肺気胸で」とS君のせいにしました。事務所でコーディネーターのFちゃんが冷凍食品料理の試作(写真)をしていたので、バクバク食べて夕食とする。
いやはや驚きました。昨夜、眠れないので映画のDVDを観たらまた妻夫木聡が! しかも、観たことがあって、そんなに面白くなかった映画でした。いっそ、ファンになるか?

夢のようなカフェに取材に行く。なんでいままで知らなかったのだろう、骨董通りの「書斎館」。美しく壁に陳列されているのは万年筆(写真)! 数少ない趣味のひとつ、万年筆です。たくさん持っているわけではないけど、年に1本くらいちょっと高いのを買ってしまう。万年筆の本はたくさん持っている。最近はもっぱら「あかしや」の筆ペンが活躍しているけれど、「筆は引くだろ」っていう相手には万年筆。
ここには美しい万年筆がずらりと並んでおり、ちょっと見ただけでよだれダラダラである。お財布が許せば買ってたかも。アンティークも結構あって、犬と猫のついたインク壷(写真)に釘付け! お値段、128000円! お財布が許してくれない(当たり前)。ひとりで大騒ぎをしていたら、ひとりのお客さんが入ってきた。「あ、どーも」「あ、こんにちは」と普通に挨拶してしまったが、「ahill」の山下シェフじゃないですか。こんな美しい趣味の場所に現れるとは、驚いた! 私がイジれる数少ないシェフの登場に、取材しつつもイジり倒す。が、子供の写真とか見せびらかされてしまった。途中で、「にゃーちゃん」という名前の極小ヨークシャーテリア(写真)も現れ、もはや完っ全に気もそぞろのまま取材をしてしまいました。ちなみに、ここには書斎風のカフェスペースがあり、そこの取材でした。もうなにが目的かわかんないよぅ。
事務所でちょびっと仕事し、整体に行って帰宅。
またまた健康朝食を予定していたのだけれど、寝坊して全然食べられず。手芸カフェに取材に出掛ける。ワークショップに出掛ける前で、大変な騒ぎになっていた。こんな日に押しかけて申し訳ない。手芸の人たちが出掛けてから店内で取材し、腹ペコにありがたい、ひよこ豆のピタサンド(写真)とモロッコのミントティ(写真)を試食。ミントティはモロッコの素敵なポットに入っていて、取っ手にかわいい顔のついたカバーが。「さすが手芸カフェですね」と言ったら、「モロッコで買い付けたものです」だって。顔がついていると、お人形が働いているみたいでとてもかわいいわ。ネットも使え、「打ち合わせにいいね」と手芸にまったく関係ないところで使いたがる私たち。それでもいいのだが。
代々木公園へ移動し、ワークショップも撮影。小高い丘の上で本当にみんな手芸していた! かわいい光景。撮影を終え、土地勘のいい編集の人に導かれてアースデイのイベントコーナーに連れて行ってもらう(写真)。なにか買ってやろうとワクワクしていたのだけれど、異様な熱気に当てられて大人しくなる私。ちょっと怖いくらい。昨日サッポロ一番を食べたのは私ひとりかも、って感じ。それでも、無農薬のリンゴとキウイと押し麦を購入。ジュースに入れるんだ!
かなり消耗し、それでもトボトボと道玄坂のスタジオへ。もちろんミキサーのふたを持って。幸いなことに、リースしたものは月曜日に返却することになっていたので、ふたを間違えているミキサーはスタジオにあったのだ。またうめちゃんに会えてラッキー! 勇気を出して抱っこし、フーッと言われる。ちぇ。無事ふたをチェンジし、すぐ退散。東急フードショーでソーセージ、豚バラを買う。野菜料理をバンバン作っているけれど、やはり少々の動物性たんぱく質が欲しい私……。カカオ72%のチョコを使ったフランス製の「アルフォート」そっくりのお菓子も見つけて購入。いったん家に帰り、ちょっと食べる。あまりにもおいしいチョコすぎて、別々に食べたくなった。意味ないじゃん! やはりこういうのはミルクチョコで、牛乳を飲みながら食べるのがいいのかも。これは牛乳には合わない。
夜は誰にも内緒でNHKラジオに出る。10代向けのお仕事紹介番組で「フードライターの巻」にお呼びいただいたのです。恐ろしいくらいまったく緊張せず、普通に知らない(けど異常に座持ちのいい)人と話してきた感じ。テレビがなかった超ラジオっ子ぶりを買われ、ラジオ普及のコーナーまでずうずうしく出演。ラジオ愛がますます膨らみ、ラジオの普及に努めることにする。ラジオ最高! みんな聞こう! 「緊張感がなくてすみません」と謝って帰宅。付いてきてくれた「スーパーカロリーレシピ」担当編集・I井ちゃん(久しぶり)とお茶して帰宅。

起きて窓を開けて驚いた。持って行き忘れたらしき干しトマトが6切れ並んでいた。ひいい! 晴れていたのでよく乾いている。干す前のトマトのヘタ周りや先っぽと一緒にスープにした(写真)。アスパラガスとキクラゲも入れる。昨日食べようと思って解凍していた鮭の西京漬けも焼き、またまた健康的な朝食となる(写真)。野菜を全部食べたい。捨てたくない。なんだかヘルシーなうえにエコな気持ちまで芽生えてる! ごはんも雑穀入りです。
昨日、コーディネーターのFちゃんからミキサーをいただいた。「野菜をジュースにしよう!」と張り切って試す。小松菜とリンゴとセロリを入れて、ガーガーやってみる……が、終盤になって口のところからジュースがドババババ! と弾け飛ぶではないか。よく見るとふたが閉まってない。昨日、撮影で使ったときは閉まっていたので、Fちゃんに「ふたを閉めるコツはある?」とメール。即座に電話がかかってきた。Fちゃん「そのミキサー、○○社のとそっくりだって言ってたヤツだよね。絶対間違えた。どうしよ~」。Fちゃん、違うふたを梱包たようですな。みんな壮大にうっかりで面白いなぁ!
さて、夕方から茶道の稽古。着物を着て行く予定だったが、仕事の電話が多すぎて時間がなくなった。お稽古は久しぶりで、30年のキャリアながらまたゼロに戻っている気がするぞ。花の絵に溢れた母の画廊に行ったら、なーんと上野の有名などら焼き(写真)があり、いきなりかぶりつく。「それはお茶のお菓子に出そうと思ったのに~」と嘆く母。それにしても、なんだかあんこがずいぶん変わっていて悲しい。いくらなんでも派手に甘すぎる。「すごく甘い」のはまったく問題ないのだけれど、甘さが大雑把なかんじになっているのだ。うーむ。特訓というわけで、2回連続でお手前し、痺れすぎて足が再起不能な感じ。これじゃあお手前ができても、ちゃんとした席に出られないよ。
うっすらと手ごたえを感じつつ、母の「お腹がすいた」攻撃を無視して帰宅。野菜を食べなくてはならないんですもの。高山なおみさんの本に野菜たっぷりの味噌ラーメンを食べるくだりがあり、昨夜から舌が味噌ラーメンを激しく欲している。でも、麺を買えず、コンビニに行ってサッポロ一番を買った。高山さんもサッポロ一番を食べていたので、よいよい。
大根、キャベツ、セロリの葉、豚バラでスープを作ってからラーメンを作り、それらをのせ、ネギとパクチーをたっぷり(写真)。朝のトマトスープに豆腐を足し、とろみをつけておかずにした。夜は、高山ワールドに浸りつつ寝る。
気持ちよく一気に目覚める。昨日は高山なおみさんの本が面白いのと、地震が2回もあって、ろくに眠れなかった。でも、シャキーンと起きたのは、「干し野菜はどうなった!?」。やっぱり少しだけ、動物が家に来たての朝っぽい。トマトとさつまいもの対応に追われて時間がなくなり、やっぱり味噌汁を作っておいてよかった。キャベツと大根のスープを変身させたのだ。スープの時点でパルメザンチーズを振っていたので、まろやかな味噌汁。大根の葉の混ぜごはんとのりと味噌汁で簡素ながら健康的な朝ごはん。
半乾きの野菜たちを連れてスタジオへ行き、午前中の日差しで最後のひと干し。「スタジオに猫が来たよ」とカメラマンさんに聞いていたのでワクワクと。うめちゃんは人懐っこくって、よく鳴く、すごくかわいい奴(写真)。30分後に会う編集の人に写メールで早速自慢。
スタジオからカメラマンさんと連れ立って野菜ソムリエの野菜の店へ撮影に行く。またも日差しがつらい。ヒリヒリ。野菜ソムリエに話を聞いて、撮影用の野菜を仕入れてみんなでスタジオに帰る。かわいい野菜を選ぶのは楽しい作業だ。
スタジオに着くと、猫好き編集者ともどもうめちゃんに夢中! 追っかけまわしてかわいがる。でも、あまり嫌がらないコなのだ。その後、コーディネーターのFちゃんが来て、ザクザクと物撮りをしたのだが、皆が、手が空くたびに「うめちゃーん」と猫をかまっている平和なスタジオ。全員がメロメロ。
そして、懸案の干し野菜(写真)。できたようなできないような。ひとりで試食するのがあまりにも怖かったので、カレーを作らせてもらった(写真)。干し野菜の本にも作り方があり、干し野菜はカレー向きだというから。編集の人がカレー好きなのもある。
スリル満点の味見をしてみると、苦い。干しゴーヤも入っているけどそれにしても苦い。普通の野菜を干して入れただけなのに、「薬膳カレー」になっている!! 衝撃でした。でも、冷凍庫にあった豚挽き肉とチキンも入れちゃった。
最初はビクビクしていたが、なんだかんだ苦味にハマり、おいしく食べてしまう。干し野菜、予想以上に神秘的なのかも。
うめちゃんに後ろ髪を引かれながらスタジオをあとにし、デニーズで別の打ち合わせを数時間して帰宅。ヘトヘト。帰るなり、お土産にもらった野菜をそれぞれ下処理に追われた。あんまりたくさんあるので使い道をまとめたりする。なんだか主婦みたいだ。しばらくこのペースでいくつもり。うふふ。
バリバリとアポ取りをしていたら、カメラマンさんから悲しい報せが届く。月曜日に仕込んでおいた「干し野菜」のうち、トマト、さつまいも、レンコンにカビが生えたというのです。この陽気ではしょうがないのかも。撮影は明日。編集の人にも連絡し、対応に追われる。私はスーパーにトマトを買いに行き、自宅で仕込むことになった。でも、ジワジワと出掛ける時間が近付いていたので、怖かったけど、エアコンとスタンドの下とベランダにトマトを並べてみた。エアコンのつけっぱなしはしょっちゅうなのであまりドキドキしないが、スタンドはあまりつけっぱなさないのでちょっと怖いわ。
撮影は渋谷の「飛行場ラウンジカフェ」。いまやっているテーマ別のカフェ取材のスタート。苦手な渋谷でちょっと迷子になる。まったくもう。内観の「飛行場ラウンジっぽいところ」をいろいろ撮影した(写真)。オムライス(写真)とカプチーノも。
撮心の片隅で「我が家全焼」を恐れながらも、野菜特集の編集の人が持っている「直角定規」(定規に5mm方眼が印刷されているだけだけど)を買いにロフトへ行ってしまう。どうしても欲しかったんだもの。これできれいな表やコンテが書けそうだ。
それから資料を買いにパルコのリブロへ。ここはサッと終われず、またまた本を買い込んだ。ついに高山なおみさんの日記の本を買ってしまった。ハマりそうでドキドキする。さらに、なぜかどうしてもほしくなって、「揚げパン」の本を買う。猛烈に揚げたい気分。パンを。「早く帰らなくちゃ~」と思いつつも、東急フードショーの成城石井でドライイーストをしっかり買っている私……。うーむ。それからやっとダッシュで帰る。なんだかペットが家で待っているような気分だ。トマトちゃんたち、どうなっているかしら~! と。かわいいかも。もちろん家は燃えておらず、トマトちゃんたちはちょっと乾きはじめている。明日の朝の日光を1秒も逃すまいと、深夜せっせとベランダに並べる。さつまいものことを忘れていて、明け方に慌ててたくさん薄切りにして、これも並べる。怪しい……。
大根の葉にジャコなどを加えて混ぜご飯の素を作るが、食べる余地はなかった。明日の味噌汁も作った。
高山なおみさん。やはり日記もすごい。基本的に、料理に関するエッセイとかって読まないのだが、これはそういう捕らえ方でなく「面白い本」。意識せずに読むべきだったと大後悔。
葉山で早起き。起きたら夫と息子(私のではない)は既に朝ごはんを食べはじめている。お恥ずかしい。七分搗き米のおむすびとお味噌汁と玉子焼きといった、やっぱりヘルシーメニューだ。しみじみとおいしく食べ、息子と「時間があったら付き合ってやるよ」と約束した「お絵書きしりとり」に興じる。ほのぼのとした朝だなぁ。私が起きる前に、息子は朝のテレビで星座占いを見て、「これなに? 僕は何座?」と尋ね出したそうだ。「しし座だよ」と母が答えたら、「そっか~、レッド吉田と同じか~」と答えたという。変な奴だ。どこからその知識を得たのか、うれしいのか悲しいのか、謎めいたひと言。
夫、息子を見送り、最後に見送られて三浦海岸へ。案外遠い。でもずっと座れるので楽。三浦海岸駅で編集の人とカメラマンと集合し、撮影のお約束をしている農園へ(写真)。ツバメが頭の上をクルクル回り、坂を昇るとうしろに海が広がっている。「なんだか沖縄っぽいよね」と楽しみながら歩いた。編集の人は葉山、私は鎌倉が地元。三浦は遠くないのだけれど、交通の便が悪いのと用がないので初三浦だ。こんないいところがあるなんて、と驚嘆。畑からも海が見えて、有り余るほど畑が続いていて、これまで撮影した農園の中でいちばん素敵だった。もうひとつ素敵なのが、ご主人をしっかりサポートしているとてもかわいらしいお嬢さんがいることだろう。26歳の農場娘は、日焼けに気を遣ったりしてほほえましい。さすがに知識も豊富で、かわいくいろんなことを教えてくれる。お父さんもほどほどにメロメロ。ダンディでかっこいいし。人との接し方のバランスが絶妙な親子だった。
撮影用の野菜はちゃんと買わせてもらいたかったので、直売所まで車(キャデラック!)で送ってもらう。魚も豊富な市場のような場所で、大興奮。マグロ好きのカメラマンさんとともにギラギラする。マグロの脳天の身「ハチ」とサバの一夜干し、大根を買う。そしてランチ。荷物が多いので、市場から近いお店にしよう、でも慎重に決めよう、と3人で悩みに悩んだ。そして大失敗をするのでありました。トホホ。編集の人の頼んだマグロステーキ丼(写真)にはマグロのステーキのほかにきゅうりと貝割れ大根が入っていた。「これは合わない」と彼。私たちも同意し、「三浦のキャベツを入れればいいのに~!」。善意でお店のおばさんに提案したら、「キャベツは水っぽくなるからだめ」と言われた。どうかんがえてもきゅうりより合うと思う……。もったいないことだ。私は料理がすごく遅くてしょんぼりしていたら、入れ代わり立ち代わり「ごはんのおかわりをサービスする」と言われる。1膳目の後半にはその攻撃がエスカレート。うーん。そんな大食漢に見えて!? おかわりせず。


大荷物でまどろみながら電車に揺られて帰る。夜ごはんは三浦スペシャルで、ハチの刺身(写真)、焼きサバ(写真)、キャベツと大根のスープ(写真)など。楽しい一日だった。
祖師ヶ谷大蔵で取材。私のおぼつかない雰囲気を察した編集の人に新宿の小田急線ホームでの集合を提案される。名編集者だ。「連れて行ってもらう」ごとく、祖師ヶ谷大蔵に着き、スローフード界の大御所とお話し、日本中の野菜がおいしいスポットについて取材。聞くだけで行きたいところばかりだった。
「キヨビスカ」というオーガニックなお店に連れて行ってもらい、みんなでランチ。雑穀入りのごはんがとてもおいしかった(写真)ので、甘辛いものが欲しくなった……。お座敷席はお母さんグループが全員膝にちびっ子をのせて食べていた。口がふたつあるみたいに箸を運ぶのね。最近はこういうところで食べるすごーく気を遣った親とまったく気を遣わずに大量生産のものを食べさせまくる親に二極化しているそうだ。なんでも二極化しちゃう日本。野菜やスローフードなどについていろんな話を聞けてとてもためになった。やっぱり取材だけじゃなく、一緒にごはんを食べることって大事なのね。プランがつぎつぎと!
新宿で撮影のものなどを買い込み、いったん帰宅。アポ取りなど電話業務に精を出す。
そして、夜は葉山の友人宅へ。明日、朝から三浦で撮影があるので前乗りしたのだ。夕食の予定がなくなったので、まんまと早く行けちゃった。逗子から真面目にバスで行ったら、真っ暗闇の葉山バス停でポツネンとしてしまい、ちょっと怖い。1時間ちょっとしか移動してないけど、やっぱり地方感あるなぁ!
幸せなことに、着いたら夕食ができていた。ここんちは新婚の頃、突然行ったら、妻が蒸かした芋ときなこ牛乳で夕食を済ませていた記憶が鮮烈。やはりオーガニックな家庭だし、もしかして昼夜そういうものに!? とドキドキしていたが、メインは肉だった。ホッ! 「味噌ハッカイ」ですね。息子(6)が「西遊記」にはまっており、「豚」という単語はすべて「ハッカイ」なのだ。というわけで、味噌漬け豚肉に三浦キャベツがたっぷり添えられている。ほかにもバター焼きの芋やキムチ、持参した「扇屋」のだし巻きなどで七分搗き米を食べる。こういう料理をみんなで食べるのって、ベタだけど、本当においしいものだ。息子が寝てから、これまた持参した「山田屋」の冷やし汁粉を大人だけで食べることに。「見本には抹茶アイスが入っていた!」と思い出す私。風呂上りの優しい夫がコンビニに行って買ってきてくれた。結婚って素晴らしい! 妻と枕を並べて早寝。
キッチンスタジオにこもっていっぺんにいろいろな撮影をする日。まずは、キッチンガーデニングの先生が来て、ガーデニングテクニックを教わる。「コールラビ」などかわいい鉢をたくさん持ってきてくれた(写真)。ちょっと見せてもらっただけで、あまりにもかわいくてすっかりやる気になる。日光が苦手な私の部屋は遮光対策が万全すぎて、なにを植えてもすぐ枯れてしまうから、もう諦めてなにも植えてない。切り花専門だ。でも、先生のお話をじっくりと聞いて、できる気がしてきた! 早く土と苗を買いに行きたいなぁ。ネコを飼えなくても、コールラビとかレタスとかを飼えばいいのだ!
お次はフードコーディネーターのFちゃんがやってきてファイバーデトックスな1週間メニューを作ってくれる。なじみのメンバーだけなので楽しく撮影。そしてパクパク試食。野菜ものばっかりなので、私が「おいしそうだね」と言っても「本当はそう思ってないでしょ」とFちゃん。うーん?
そうこうしているうちに、「干し野菜」の先生が到着。テンションの高い先生の痛快トークを聞く。テンションに巻き込まれそうになっているところにアシスタントさん(?)が到着。冷静なコトの運びように、事務所の久美ちゃんと自分を重ねてしまった……。野菜は干すだけで旨みと栄養が増し、繊維も強化されるんだそう(写真)。これもやりたくなってしまう。なにしろ保存が長くできるのが、ひとり暮らしにぴったりだ。これから農家ロケや八百屋取材があるので、きっと野菜をたくさん買っちゃうだろうから干してみようっと! 日光ウェルカム!
夕方撮影を終え、Fちゃんと事務所に戻る。パンケーキ専門店「チャプチーノ」のオープニングレセプションに行きたいのだが、出席のファックスを流しておらず、久美ちゃんはちゃんと出していた(偶然)。急いで電話したら既に希望の時間は満席。「とりあえず見せてください」とみんなで迷子になりつつ押しかける。やっぱり入れず(当たり前)、Fちゃんと「ここに来た意味を作ろう!」と買い物。この前お小遣いが足りなくてなにも買えなかったオーガニックショップ「GAIA」へ行った。眺めていると「大変! アレがあるよ!」と叫ぶFちゃん。見ると、「アイスキャンデー」と書かれていて中が見えないひっそりとした箱のところにFちゃんが立ちすくんでいる。キャー! 取り寄せて買っている「久保田食品」のアイスがこんなところに~!! 「久保田食品あります」って書いてよ~、などとわがままを言いつつ、私は抹茶あずき(写真)を、Fちゃんは黒糖を、途中で来た久美ちゃんがイチゴを買って、寒いのに大騒ぎしながらアイスを食べた。やっぱりおいしいわ~。
まだまだ時間が余り、悩んでいるとFちゃんが「下北沢のスタンディングワインバーへ行こう」と言ってくれた。またまたすごい迷子になりながら下北沢へ行ってワインを飲み、羊のサルシッチャなど(写真)を食べた。微発泡のワインを含め、とても楽しいお店だ。Fちゃんは土曜日に2回来たそうだ。でも店名失念。
また代々木上原に戻り、閉店後の「ジーテン」でレシピの取材をし、久保田食品について熱く語ってヘトヘトになりつつ帰宅。
朝から撮影だったので、ひとりで早起きして、炊いておいてくれたごはんに卵をかけて食べて出掛ける。みんな一緒に起きると言っていたのに誰も起きなかった。その後来たメールによると、Mちゃんもひとりで起きて帰ったらしい。Bさんはいつ起きて、早起きするべき用事はどうしたんだろう?


代々木上原の中華料理「ジーテン」でフリーペーパー「repi×repi」の撮影をしこたまする。クッキングの仕事のなかでも、ここでの撮影がいちばん好きだ。レシピがすごくわかりやすいし、吉田さんの段取りは素晴らしいし、打てば響くし、もちろんおいしいし。本を作らせてほしい、といつも思う。<炒><煮><蒸><和(あえる)>の極意をしっかり習った。かんたんな中華デザートも載る。5月末に銀座などのデパ地下に配布されるので、見てほしい。私も絶対もらいに行く! これがタダなんて、すごい世の中だ。15時撤収の約束で、10分前に終了。すごい!
いったん家に帰り、ちょっと仕事して夜は久しぶりに食い親友のY王子と寿司。久しぶりなのに15分遅刻してしまい、申し訳ない。「最近少食で……」と言い出すことで招く悲劇をかずかず体験して学んだ私。口をぬぐっていたが、ご主人は覚えているうえに、Y王子がいじわるく「少食なんでしょ!」と宣言してくれちゃったので、またいじめられた~。普通より多いくらい出してもらった……。でも負けずに食べちゃった。おなかいっぱい。ちょっとありえないくらい久しぶりだったので、近況などを激しく語り合い、家族の絆を深める。
朦朧とするほど満腹のまま帰宅し、倒れるように寝る。
いろんな用事があり、久しぶりで友人のBさん宅へ泊まりに行く。Bさんちの前の「B桜」も遅咲きながら咲き誇り、また中目黒花見ができちゃった。本名・八重桜なので、たわわできれい。Bさんも早く咲け! と念じる。
Bさん宅についたら家主は外出。人妻Mちゃんが留守番をしていた。テーブルにぬれせんを見つけて食べたくなったので、勝手にお茶をいれてふたりで飲む。「おなかが空いたからなにか食べよう」とお菓子の山をチェックしたら、全部漢字&ひらがなの商品名だった。年寄り好み全開。料理しないくせに「いもがら」まである。絶対、雰囲気で買ったんだろう。
外に出て寒かったので、あたたかくて汁気のあるものが食べたくなる。Bさんおすすめのモツ鍋屋に行こうとするが大掛かりな迷子になり、見つけたと思ったら満席で、いつも行っている焼き肉屋で納豆チゲを食べる。肉も少々。本当に食が細くなった。同時に酒量が増えて驚くほどだ。ジョッキのビールを普通に飲み干せるようになっている。いいのか悪いのか。酔った勢いで行ったカラオケでもまたビールを飲んでしまった。すごいすごい、合計3杯!
Bさんの面白さも炸裂しており、私はもうメロメロ。「アイルランド」のことを間違えて「アイランド」と言っているので話がわけわからない。そのうえ、「なにアイランド?」と尋ねると「間違えた! アイスランド」とまた間違えているのでますますBさんワールドへ……。天才だなぁ。
夜中にBさん宅へ帰り、強制的に「花より男子」DVDの第3話を観つつ眠る。
漢方薬の先生と打ち合わせで、ホテルニューオータニの「Taikan En」にてランチ。「好菜」という先生がプロデュースする薬膳を取り入れたコースがあるのだ(写真)。
ややライトなコースなのだが、体に良いとされているものがバンバン入っていて、とてもおいしい。薬膳食材もおそらく品質がよく、例えば陳皮なんて風味が全然違っていて、ソースの中からしっかりすくって食べてしまった。しかも、先生が説明をしてくれるので、おいしさ倍増だ。なかでも「西洋医学と中医学の違い」の説明がいちばん好き。「高級な漆のお盆におもちがくっついてかたまっちゃったとするでしょう? それをメスで切り取るのが西洋医学。お湯に浸してゆっくり取るのが中医学。一気に取れるけど傷がつく可能性があるのと時間がかかるけど傷をつけずに取れる違いです」だって! なんだか素敵な例えじゃありませんこと? そんな話をたくさん聞いて、頭が良くなったような気持ちだ。わーい。そして高級高麗人参ジュースまでいただき、ポカポカに。死相が出ている疲弊編集者の顔にも赤みがさしてきて、ホッとする。効果てきめん。
その後、先生と別れてラウンジで打ち合わせ。体にいいものを食べてすっきりしたのに、我慢できずに「スペシャルミルフィーユ」(写真)を食べてしまった。そして、何度もお盆ともちの話をして嫌がられる。だって好きなんだもーん。
フードコーディネーターのFちゃんと一緒に新宿に出て、買い物などし、私は整体へ。ドクター金に「高級高麗人参ジュースを飲んだよ。国産だよ」と自慢したら「それ、畑で作ってるやつでしょ。いちばんいいのは中国の山の中で生えている野生だよ」と言われた。負けず嫌いなんだからっ!
すごくえびが食べたい気分で小田急に寄ったら、「えびの日」だった。なんとラッキー。さまざまなえびが安売りされていて、さっそく大ぶりなえびをひと袋買い、ブロッコリーと炒め合わせる(写真)。おいしかったが、日曜日に「炒め物の極意」を取材することを思い出した。きっと来週の私はもっとおいしくできるはず。なので残りのえびは冷凍しました。
そして、今日は「ブログをやっていてよかった」と最高に思える出来事がありました! いつもこれを読んでいてくれる編集者から「お探しのフィンランドの果糖を持っているので差し上げます」というメールが来たのだ。まるで週刊文春のお尋ねコーナーだわ! この前は「対談名人・柴口育子さんをお引き合わせしましょうか」とか言ってたし、本当に素敵だ。これからも頑張ろうっと。
NHKラジオの人と会い、自分がいかにラジオっ子であるかを熱く語る。調子に乗って「ラジオ局で働きたい」とさえ言い放ちつつ。語りながらテレビのなかった幼少期のトラウマがつぎつぎと甦り、なんとなく悲しくなる。
バスに乗って事務所へ。前日までキッチンスタジオとして貸し出していたので、キッチンが異様に充実していた。お腹が空いていたので期待しながら冷蔵庫を開けたが、とくにめぼしいものはなく、冷凍庫のストック肉まんをひとりで食べる。
夜はデパ地下の食べ比べ。お題は「フルーツデニッシュ」(写真)だったのだが、なんだかもうなにをコメントしていいのかわからない世界で、困ってしまったわ! 全体的にそんなムードで、全員大人しくパクパク食べていた。「ミクニ」のデニッシュが食べたかったな~。ちぇ~。
「しょっぱくてあったかいもので仕切りなおそう!」と事務所の久美ちゃんと連れ立って「ちゃぶ屋」へ行く。醤油にするか塩にするかで大モメ。私は断然塩が好きなのだが、「たまには醤油もいいかな」という気分で、久美ちゃんはそのまったく逆。ややこしい話なのだ。大騒ぎして結局醤油のほうに行ったら「新店オープンのため臨時閉店」していた! なんだそれ! 両立できないのにオープンしちゃったってこと!? すっかりラーメン腹だったのに! と、すごく悲しい気持ちになって、ヤケになり「じゃあ、もう食べないで帰る」と言い放ち、家に帰ってしまった。で、家でしこたまある、撮影用の繊維たっぷりなものたちをちょっとつまんだ。
なんだか一日を通して悲しい雰囲気だったのね。今、気付きました。とほほ。
朝起きたらお腹がペコペコで、ちょいとカロリーでも摂るか、と博多で買った「だるま」のラーメン(写真)を作る。「だるま」は前を通ったが、すごく並んでいた。人気の店らしい。苦手なトンコツの割においしく食べた。スープがちゃんとしてるのかな。が、この油量ってば……。うれしいけど熱くて大変だった。
いったん出掛けて戻ってきたらポストにTSUTAYAの宅配DVD第二段が届いている。楽しいぞ、このシステム!
デスクワークをし、ようやくいろいろなことで先が見えてきてホッとした。このままうまくいくとよいがなぁ……。
急ぎの原稿のレイアウトが上がるのを待つあいだ、待ち切れなくて映画を観てしまった。そうか、こうやって時間を見つけて観ていけばいいのか、と少しずつ慣れはじめている。それにしても、私の借りるDVDにはいつも妻夫木聡が出ている。完全に偶然なんだけど、このままではTSUTAYAに妻夫木ファンだと思われちゃうに違いない。「おすすめのDVDが入りました! 妻夫木聡主演……」なんてメールが来ちゃったりして。うーむ。
お腹が空いていたが、1食ばっちり食べる気分でも時間でもなかったので、珍しくパン。イチジクジャム、グレープフルーツジャム、ピーナッツバターで三色トースト(写真)です。映画を観ながら食べるにはもってこい。サンドウィッチ伯爵みたい。
そうこうしていたらレイアウトが届き、すごい勢いで原稿を書く。食物繊維の原稿で、いろんな機能性食品を試しながら書いたから、明日は大変なことに!? 味でいうと「ファイブミニ」と「超ファイバー生活」がいい。毎日こまめに摂取することが大事なので、このふたつをさりげなく取り入れたい。なにしろ我々の年頃で目標摂取量をクリアしてるのは10%しかいないそうなので、肉だらけの生活をしている私は間違いなく繊維不足。茶色くて地味で渋い食生活の友人Bさんなんかが10%のほうに入っているに違いない。自炊しないくせに、乾燥メカブにお湯をかけて飲んだりしているからね。
すっかり食物繊維に心奪われつつ、夜明け前になんとか書き上げて眠る。
ちゃんとした会社?へ打ち合わせに行く。なんだかのんびりした雰囲気で楽しそう。「ここなら働けるかも」とずうずうしく思ったりして。いい雰囲気はプランタン銀座並みです。プランタン銀座は職場としてとても楽しそうなのだ~。
その会社は「テオブロマ」の隣にある。待ち合わせのときからいいにおいがしてウズウズしていた。編集の人と話さなければいけないことがあるのをいいことに「じゃあ、ケーキでも食べながら!」と無理矢理連れ込んだ。体が酒とカレーでできている彼とケーキを食べる日が来るとは思わなかった。
やっぱりそれほど食べたいわけではないらしく「僕の分も好きなのを頼んでいいよ」と、さすがモテ編集者。これはラッキー! やさしい! 「テオブロマ」=チョコというイメージがあるけど、定番ケーキがものすごくおいしいことを私は知っている。だからチョコものと定番もので迷うのだ。編集の人がトイレに行っているすきにチョコプディングとショートケーキ(写真)を注文。雨のケーキ屋さんで幸せな気持ちになる。
帰り際、かわいい缶入りの「キャビアチョコ」(写真)を発見。欲しい! が、お財布には1000円しかない! 編集の人もちょっと欲しそうなので「買ってあげる! カードで!!」と強引に買おうとしたら、優しい彼は私に買ってくれた。ありがとう! またしてもモテモテ編集者の真髄を見た。
いったん帰宅してさまざまな手配。夜のスタジオ撮影までにキャビアチョコのお礼がてら結果をもたらしたいっ!(これぞ「食い物につられる」ってヤツですね)……と思いきや惨憺たる進まなさであった。野菜業界は難しいのだ。
撮影する野菜などを買ってスタジオへ。彼はヘロヘロになっている。励まさなくては、と思ってふと本棚を見ると『ほっとする動物』という写真の本があり、「いいのがあったよ!」と励ます動物仲間。ゴロゴロするホッキョクグマの子供や眠そうなネコの写真を見せて励ました。そしてキャーキャー言った。
というわけで夕食はお弁当だ。私がスタジオで撮影するときはたいてい食べ物だらけなので、お弁当を取ることは皆無。久しぶりなので念入りに選んだ。が、夜遅くて開いているのは1ヵ所だった。でも、本当に唐揚げとキャベツの千切りと玉子焼きと漬物しか入っていない(ポテトサラダとかいらないよね!)、かなり理想的なお弁当(写真)を食べて満足する。撮影用の納豆と気の利いたことにお弁当についていたふりかけをかけて。
家に帰って、ウキウキと宅配で届いた本を読みはじめたら、既に読んだ本であった。タイトル忘れてた。悲しすぎる。
仕事がスススと流れてくれず、四苦八苦の月曜日。世の中、いろいろな人がいることを思い知らされます。
でも、よい人とも出会えた。今日はファイバーデトックスについての取材で、かわいい女医さんをカフェで取材。お互いに連れがいることを知らなかったので、女医さんのマネージャーさんはツルツル坊主に濃厚ヒゲの巨漢というおよそ青山のカフェに似合わない怖そうな人に話し掛けてしまったりしていた。巨漢も人を待っていたそうで、それぞれが待ち合わせの人を見つけたときマネージャーさんと巨漢は目配せをして互いに安心し合ったようだ。ちょっといい話。
繊維の話はとても面白く、実際に数値やビフォアアフターの写真も見せてもらって、いろいろ納得。これからは納豆とキウイをたくさん食べて、ファイブミニを飲もうと心に誓った。なによりも先生の驚異的な美肌に説得力があった。私のコラーゲン過多肌とは明らかに質が違う!
さらにカフェに陣取って編集の人と打ち合わせをし、あまりにもお腹が空いたので、昔取材したカレー屋さんに場所を移す。千駄ヶ谷の「ヘンドリクス」というカレーがおいしい居酒屋さんともいえるお店だ。「カレーは食べるより作る」派の私には、とても勉強になる取材だったことを思い出す。油に香辛料の香りを移すことにかけては、カレーの「ヘンドリクス」、四川の「芝蘭」だ。マニアックだが、奥深い美味を生むテクニック。

カレーの前に魅力的な居酒屋メニューがごまんと揃っているので悩みに悩む。眠くなってはいけないし、私は少食気味なので。選び抜いたのは「羊のメンチカツ」(写真)「海老とカマンベールの春巻き」そして完全に繊維モードに入った「納豆の天ぷら」(写真)。厨房からつぎつぎと「シュワ~」という揚げ音が聞こえてきて、「あ! 揚げ物ばっかりじゃん!」と気付くふたり。名物のでっかい豚バラが入ったカレーと羊のキーマカレーと取材時からとても印象的だったナン(写真)も食べ、そのあいだにどうしても我慢できなくなってビーフンとタンドリーチキンも頼み、結局お腹いーっぱいになってしまう。やっぱりこの主人のカレーへの取り組み方は大好きな感じがする。名著『カレーライフ』(竹内真著)を思い出さずにはいられない。
事務所に行ったら、明日からの撮影の準備でまるで本物のキッチンスタジオになっていた。ふふふ、これで稼ぐわ!
ひきこもり2日目。わーい。朝ごはんには福岡の空港で買ったインスタント?の「太平燕」にすると決めていた。春雨の麺である。楽しみすぎて、賞味期間も長かったからちょっとあたためてみました。しかも、このために昨夜からお宝どんこと干しえびをお湯に浸してもどしておくという周到ぶり。素晴らしいだしができていたのである。ふふふ。具は冷蔵庫にあったねぎと白菜、豚バラを使って、恐ろしくおいしそうなスープが完成(といっても我が家ではよく見るスープじゃん)。
すごく迷ったが、同封されていたスープの素も入れてみることにした。初めてのセットだから一応、と思い。明らかにトンコツだったので、ちょっとヤバいかな~と思ったが入れてしまった。あーあ。食べてみたら、案の定、舌がビリビリするほどのケミカルテイストで、作ったスープは台なし……しゅーん。結局、この料理はいつもの春雨を使って自分の味で作るのがよいということがわかりました。ちぇ。(写真)
映画も頑張って観る。集中するのが大変だ。なにをしていいかよくわからない(なにもしないのが正解)。20歳を過ぎるまで家にテレビがなかった私は、テレビ保有歴10年が過ぎてもテレビ画面とじっと対峙することになかなか慣れないんですね。映画館に行くのは好きだが、最近って時間を過ぎると入れてくれない(つまり入れ替え制)んだもーん! 暇でしこたま映画を観ていた学生時代も、たいてい途中から入っていたような……。やはり、このTSUTAYAの「延滞料無料」がいちばんの映画への近道なのだ~! 半年後にはちょっと映画通になっているかも! しかし、DVDと文庫本(重いと読まないことに最近気付いた)に頼った私の文化活動、いよいよ時代遅れになって人と話が噛み合わないことでしょう。
夕食も冷蔵庫にあるもの。積極的にいろいろ片付けた。冷凍庫の鮭とかパクパク食べる(写真)。
軽井沢の場面が多い小説を読み、軽井沢欲をメラメラ燃やしながらグーグー寝る。
昼間は電話などをしてちょっと仕事。でも基本的にひきこもり。明日もお休み・ひきこもりだからワクワクする。幸せな気持ちで目覚め、久しぶりに「かま玉うどん」(写真)なぞ作ってみた。かま玉うどんは、私が「完璧だ!」と思える数少ない料理(ってほどでもないですね)。相変わらず私のかま玉うどんは最高ね。うどんはこの前いただいた「亀城庵」のもの。少し塩味が強いので、パンチの効いたかま玉うどんとなった。

いろんなことをして遊びつつ、「明日も家にいられる」という余裕から出掛ける気になり、近所の友だちを焼き肉に誘ってみた。夜遅かったし、近所ですっぴんOKな「牛角」だ。牛角に悪い印象は全然なかったのだが、何年ぶりかで行ったらずいぶん変わった感じであった。考えられないくらい少量の肉で済ます。でも、夏以来の「とうもろこし」(写真)に大盛り上がり! ふたりっきりなのに6切れあったので、タレを工夫したりしていきなり熱心に焼き、熱心に食べた。冷麺(写真)も食べた。
またまた極近所のすっぴん店「デニーズ」でお茶を飲み、近所の友だちはワインのハーフボトルなどをガンガン飲み、相変わらずの濃厚な新宿深夜客層になじむ。いやだ~。恋愛強化月間の彼女にのっかり、かなりバカバカしい恋話・結婚話に花を咲かせる。結論「今田耕司しかない」。家事してほしいだけじゃんか!
超深夜、家に帰り、ベロベロながら見かけていた映画を頑張って観ていたら朝になった。映画をあまりにも観られないので、ついに家で観ることにしてみたのだ。TSUTAYAから送られてくるやつ。いままで数十万円払ってきたであろう延滞料が無料なのはうれしすぎる。まだ「家で映画」という行為に慣れないが、頑張ろうっと。
白金にて用があり、時間が余ったので「チャイニーズレストラン直城」へ。山下シェフが貫禄づいていて驚くほどだ。中華の人はググッと顔が変わることがあるみたいだなぁ。蒸し鶏(写真)のセットをひとりでパクパク食べる。小心者ゆえ、ひとりでごはんを食べることってとても少ないが、広々しているし、ここはかなり大丈夫だと思う。そして、店の場所がわかった自分に驚いた。すごく難しい場所なのに!
携帯電話をまた忘れたので、走っていったん家に戻る。恐ろしい勢いで仕事をし、整体へ。「今週は暴食してないし、かなりいい感じだと思うよ」とドクター金に宣言。が、「そうは言うけどガチガチだ」と先生。はっ! 昨日の事務で右半身が痛くなるほどかたまっていたのをすっかりわすれていたわ。ほぐしてもらってひと安心。さらに「飄(ぴゃお)」という字の話になり、「でも、中国語って微妙な発音があるでしょ?」と語尾を上げて「『ぴゃお』とかさぁ」なんて言ったら、ドンピシャでヤバい言葉だったらしく、ほかのカーテン内で仕事をしている先生たちがゲラゲラ笑い、「北條さん、それは中国では絶対に言ってはいけません」と釘を刺された。恥ずかしい~!
先生と「買い物もせずに家にあるものをちょびっと食べる」という約束を交わし、本当に買い物せずに帰って家にあるものをちょびっと食べた。偉い! でも頭の中は目黒のマクドナルドで見かけたオレオ入りのソフトクリームのことでいっぱい。新宿の店を覗いたけどなかったのです。
中華の撮影。テンションの高いシェフとしみじみと面白いことを言う助手の組み合わせで楽しい。何度も「もうクビだ! 明日から来なくていい!」と言っても「僕は大器晩成型なのでもう少し待ったほうがいいと思います」とおっとり返されたりするそうだ。今日もとてもわかりやすい場所で撮影だったのだが、先に来た彼は場所がわからなかった。「そんな大荷物でどうしたんだ!?」と聞かれて「日陰に置いておいて、探しました」だって。日陰ってところがいい! なんだか絶妙な人なので、将来を期待したいわ! かんたんでおいしい坦々麺(写真)やツヤツヤの黒酢酢豚(写真)などを取材。
そして、今日は久しぶりのことがあった。バイトである。昨夜友人のBさんに「ヒマだから遊ぼうよ」とのんきなメールをしたら、すぐさま電話が鳴った。私「なに~? 遊んでくれるの~?」Bさん「本当に本当にヒマなの?」私「ヒマだよ」Bさん「事務好きだよね。マジでマジでヤバいんだよ~(泣)」……というわけで、Bさんの事務をこっそりと手伝う。
秘密の場所に到着すると「お待ちしておりました! お腹がすいていたらどうぞ」と出されたのは、私の大好物「海老の華」「ルマンド」、そしてブルボンの懐かしい系お菓子たっぷり(写真)。「コーラも買ってこようか?」と言われたが、丁重にお断りして7時間ばかりバリバリと頑張った。すごい達成感だ。やっぱり事務って楽しいわ。ビール1本もご馳走になり、一気に飲んでろれつが回らなくなりつつ帰宅。
ああ、楽しかった! というわけで、夕食はお菓子でした。
代々木上原「jeeten」で、眠るシェフらをたたき起こして打ち合わせを済ませたら、10分しかたっていなかった。なんだかポカンと時間が空き、閃いて一回家に帰ることにする。
「jeeten」の並びにある素敵な輸入食材店に行き、念願のパルメザンチーズとスパゲティを購入。とても良さそうなものが買えて、いままで待った甲斐があったというものだ。そして、さらに数軒先のオーガニックショップ「GAIA」で米を買おうとしたら、ガーン! お財布に1500円しか入っていなくて買えなかった。それでも探しているフィンランドの果糖のことを聞いてみたら、探してくれたうえに、電話して調べてくれ、さらに「入手して連絡する」とまで。「商品名を忘れた」という間抜けな私にがっかりした様子で「勉強にもなるので、ぜひ商品名を教えてほしい。そして仕入れてみせる」みたいなことを言う。なんて素敵なお店なんだろう。今度はお金持ちになって行こうと思う。もらったチラシに「もちつき大会」のお知らせがあったので、行っちゃおうかしら。うふふ。
というわけで、家に帰ってパスタを作る。よく考えたら1時間しかなく、やきもきしながらお湯を沸かし、パスタを茹でた。まったく毎日大騒ぎだ。でも、時間がないと一生懸命段取りを考えるからよいことだ。とてもおいしくトマトソーススパゲティ(写真)を食べて、口のまわりをよく拭いて、また外出。
ベジタブル&フルーツマイスターの説明会に出席。もちろん仕事で。すごくよくできたカリキュラムで、目的もわかりやすくためになり、ほどよい受講料。「これで、肉だったら! 肉マイスターだったら即決!!」と強く思った。「自分で作ろうか」とさえ。編集の人にその想いを語ると、「とても楽しそうだし、確実に面白い人が集まると思うよ。でもたくさんは集まらないね」と言われる。そうかも。
打ち合わせをしてダッシュで帰り、もりもりと原稿を書く。そして、帰り道にポケットから1000円が出てきて、「これがあれば米買えたよっ」と悔やみました。
あ、今日は、弟(音信不通)の誕生日。どうしているかしら、おめでとう。
家から一歩も出ずに机に向かう一日。達成感。
電話とメールと原稿とコンテのあいだをグルグルグルグル回っていたら夜になっていた。電話を切るとメールが来て、返事を送ったと思ったら折り返し電話がかかってきて、ああ、コンテも書かなくちゃ、原稿も!……みたいな感じ。
なにしろクルクルパーな私がそんななかでミスを犯さないわけがないよね! アルファベットの合番が全然ふれなくて面白かった。Gが抜けているほうと、Pが抜けているほうがあって、全部に修正液を塗って、またトンチンカンなこと書いちゃって、とひとりで大騒ぎ。やっぱり編集者をやめてよかったと思うばかりだ。まわりが迷惑だろうから。

角煮もなくなり、パルメザンチーズとスパゲティを買いに行く暇はなく、昼間は昨日いただいた「海老の華」などで済ます。そして、調理欲溢れる今日この頃なので、ずっと家にいるし、牛スネでスープをとってみた。だって、牛スジとねぎとにんにくとしょうががあったから。そして、いただきものの柳麺を入れてサラサラと食べる。おかずには、スープの片隅で茹でた白菜を酢の物っぽくしたもの(写真)と、甘辛牛肉(写真)。
甘辛牛肉(写真)は本日考案。ザラメを鍋に溶かしてキャラメルっぽくしたところに醤油を加えてタレとし、牛肉を入れてガーッと混ぜる。もはや、日本人好みの典型「甘辛脂」の真骨頂! ごはんを炊きそうになるが、グッと堪えた。偉い。
そんな適当な食生活ですが、家にいるだけで幸せなのでよいのです、私は。
久々の「福わうち」。元「IZAYOI」の原氏送別会。沖縄に行ってしまうのだ。手紙に書き、今日もくどくど話したが、私が麻布十番→西荻窪→軽井沢→十勝という移転人生計画を日々語りつつ、未だ麻布十番にすら引っ越せない体たらく(物件は見てるんですよ)のすきに、一気に沖縄へ行っちゃうなんて! 同じ年生まれとして、心から尊敬するわけです。すごいなぁ。原氏とは本当にいろんな趣味が合わず、そこが話していて面白いところなのだが、「このままだとふたりの距離はどんどん離れていくね! そうなるように頑張ろうね!」とか明るく語り合う。
さて、今日の「福わうち」おすすめは「フォアグラの粕漬け」「イベリコ肩ロース」(写真)など。相変わらずヘビーなお店だわ。フォアグラの粕漬けは、ほかのお店よりしっかりと粕っぽくてねっちょりしていておいしいのはなぜなんだ。思わず日本酒を頼んじゃうわ。酢漬けの辛子菜(多分)が添えられており、それと一緒に食べるとさらに魅力が倍増するのであった。さらにくじらのうねとか揚げた白魚とかたこ稲荷とか、「福わうち」初体験の原氏はさすがのセレクトでよいものを選んでいた。最後は「手塩鮭」と野沢菜と豚汁とごはんというゴールデンな組み合わせで締める。私はおなかがいっぱいでごはんが食べられなかった。おおおおお! よもぎのアイスは食べた。
三宮さんが「お土産があるよ」と差し出してくれたのは、なーんと「海老の華」。奥様がブログを読んだのか買ってくれたらしい。こっそりみんなで食べ、「おいしいでしょう~」と自慢する。三宮さんとも「『海老の華』はお菓子の王様だ!」と意気投合。久しぶりに食べたが、やはり恐ろしい軽やかさ。大事に食べようっと。ありがとうございました。
帰りに「Queen’sISETAN」に行って買い物をしようと思っていたらもう閉まっていて、代々木公園のひっどいスーパー(初めて入った)で買い物をしてテクテク帰宅。パルメザンチーズを買いたいだけなのに……。そして、あんなにバキバキに折れたパスタを売るなんて……。
花見帰りだというのに夜中に仕事をしてまで確保した引きこもり日。でも、今日は珍しくお客さんが来たりした。
我が家にはひとり暮らしにしてはずいぶんとお茶アイテムが揃っている。特に友だちが少ないうえに、家に呼ばないので完全に持ち腐れている。チビチビやっているからいいんだけど。
で、今日は中国茶を振る舞うことにした。「茶器は使い込んで美しくなる」ってことでガンガン普段使いにしている愛用の黄色い茶壷(台湾で購入。高かった~)。いつもは一回分を大きめのカップに入れてグビグビ飲んでいるので気付かなかったが、これって合う杯がないのね。かわいすぎて。しかも、お盆もかわいすぎて、もううるさいったらありゃしない(写真)。
「この茶壷にはどれが合うか」といろいろ試してみるも、どれもこれもかわいいのだが合わない。「『かわいい』だけで買うと使いにくい」ことをしみじみ実感。よく買い物中に「かわいいけど飽きるよ」と言われて、「ケッ!」と思っていたが、いい年なのでちょっとは考えて買おうっと! でも、「かわいい」はやっぱり最重要だよなぁ。悩みます。
夜は余ってしまったホールトマトでトマトソースを作ったが、スパゲティとパルメザンチーズがなくて食べられず。パスタって3年に一回くらいしか作らない。そんなときに限って、『パスタの基本』by落合務が資料として事務所に行っちゃってるじゃないか。でも、トマトソースってもう数えられないくらい取材で習っているので、心得たもんだ。ふふふ。豚の角煮と、角煮の煮汁で煮た豆腐(「プチレストランないとう」の真似)などをパクパクと食べた。
ためにためた「タイガー&ドラゴン」を見る。面白い。
晴天、満開、土曜日。さすがの私も花見に行くしかあるまい。張り切って豚の角煮を食べ(写真)、中央公園や代々木公園の桜をチラ見しつつ、中目黒の我が家・Bさん宅へ行く。駅から見るだけでもすごい咲きっぷりだった。川を愛する私には、目黒川の桜がいちばんだわ。人ごみをかき分けて東急ストアの地下へ着き、Bさんたちと合流する。また金の力を見せつけていたよ、東急ストアで。今日はGさんのご所望で、お弁当を作るのだそうです。誰が?
毎年この家に花見に来ているが、必ずオチをつけてくれるのが通称「B桜」と呼ばれている桜。駅から「きれいだねぇ」なんて言いながら川沿いを歩いてくると、もうすぐBさんちってところでパタッと花がなくなるのだ。Bさんちの前だけぽっかりと八重桜なんですね。Bさんの生き様を思わせる遅咲きっぷりなのである。Bさんだけでも、いい加減咲いてくれ!
もちろんお弁当は七割を専業主婦・Mちゃん、三割を私が作ることになる。久しぶりに玉子焼きを焼いたら、いきなり快心の出来(写真)。今日こんなにうまくできなくても……もったいないぜ。あとはBさんセレクトの渋い食材をたくさん調理。Gさんも来て、お弁当箱に詰めて花見に行けばいいのに、皿に盛って飲みはじめる(写真)。しかも……また見ちゃったよ、ホスト番組! しかもこの前と同じ番組だよ! 私「これ見るの2回目なんだけど~」Bさん「私は4回目。何度見てもいいねぇ」。おーい!
2時間番組を最初から最後まで見て、B&Gは泣き、桜はまったく見ず、ようやく重い腰を上げて夜桜見物に行く(写真)。残り物をお弁当箱に詰めて。ちゃんと川沿いに座り込んで飲み、すごく正統派の花見でした。でも、Gさんの風貌があまりにも怪しいので「ホームレスに酒とつまみをあげて、一緒に飲んでいる人たち」になってしまったよ。それはそれでよいのですが。

冷え切ったところで帰ることになったが、Gさんがどうしてもパスタを作るという。コンビニで食材を買っているときに、Mちゃんはトイレに行きたくて先に帰っていった。買い込んでコンビニを出て思い出した! 明けて4月2日はMちゃんの誕生日だ。9分前! 慌ててコンビニに戻り、ショートケーキと仏壇用のろうそくを買って、マンションの踊り場で火をつけ、Gさんのバースデイソング熱唱と共にプレゼントする。まあ、感動的。
意外にもおいしいトマトソースのパスタ(写真)を食べて深夜帰宅。




